税理士法人 高沼会計
 
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会社概要 お問い合せ

               
売上管理について
@ 売上が前年比で150%を超えた場合は要注意 社内で無理・無駄・むらが発生する前兆でもあるのです。
A 製造業の場合、親会社(一社)からの受注が全売上の50%を超える場合は、注意しましょう。企業の経営安全率は一社からの受注は30%以下が理想です。
B 下請企業の場合は、受注品がどんな関連商品に使われて行くのかを、分析しておく必要があります。受注品が一業種(例えば自動車関連のみ)に偏るより複数業種の受注品で構成されるのが理想です。
C 厳しい品質管理の親会社は、下請企業にとっては、嫌われがちです。しかし、厳しい親会社ほど好んで取引しましょう。社長が品質管理のことを指導しなくとも、この会社と取引することで、必然的に従業員の加工や管理技術はレベルアップしていきます。
D 取引先が支払条件の変更を打診してきたときは、相手の財務内容が悪化してきていると考えられるから、その後の取引は要注意。
収入管理について
@ 小売・飲食・医・サービス業等の日々の現金入金に付いては、日ごとにまとめて翌日以降に銀行に預け入れます。
A 売掛金の回収は、指定口座に振込みに、小切手や現金集金の金額は必ず預入します。
企業の売上や収入は一度預金することによって、売上もれを防止します。
B 収入が全て預金通帳に記録されるので、入金業務が単一化され事務処理が簡単になります。
支払いの締日と支払日について
@ 買掛金・未払費用は月末締め翌月末全額振込払、給料は月末締め翌10日振込払がおすすめです。(支払先の領収書が不要になる。)
A 料金の引落しの利用出来るものは、徹底して利用し、それ以外の支払いは支払日を決めて振込にしましょう。また、銀行に対する支払い、定期積金や借入返済・利息の引去りは毎月決まった日に1回でします。
B これによって、現金取引が激減し毎日の現金出納帳は月一回まとめて記帳することが可能になります。
C 前月分を翌月支払うテンポで企業の資金繰りが実行可能な状態で行ける企業体質を作って行くことです。
D このように支払業務を標準化することによって支払事務が合理化・単純化されます。
E 現金払いが少ない事が税務調査でも支払内容の信憑性が保証されることになります。
文書管理について
@ 文書管理のコツは捨てる事です。
A 書類や資料等については、有期保存と永久保存に大別し、有期保存の書類等については、捨てる基準を定めます。
B 物によって廃棄の時期を、日ごと・週ごと・月ごと・年ごとに区分けして、表示しておくと廃棄の作業が簡単になります。
銀行取引について
@ 取引口座(普通預金・当座預金)は取引規模によりますが、少ない(1行1口座)ほうがよい。
A 口座が少ないと口座管理が簡単で、特に会計処理が半減します。
B 銀行で進められても、資金が寝てしまうので定期積金はやらない方がよい。特に積立期間が長い(2〜5年もの)のは最悪。
銀行借入について
@ 証書借入をする場合は、返済の期間は長い方がよい。後から返済期間を短縮することは可能でも期間延長は不可能と考えられるから。
A 資金に余裕が出来たら繰上返済も出来る。
B 銀行の見方 繰上返済はOK 期間延長はNG
C 新規借入の時のみ、銀行と対等で会話が出来る。複数行と話を進めると有利。
D 借入条件の優先順位は、1.金額(希望額) 2.返済期間(長いほうがよい)
3.保証人(ないほうがよいが代取は要) 4.担保 5.利率(後日変更可能)
1〜4までの条件を提示してから利率の交渉に入る。
E 既存の証書借入が複数ある場合、新規借入と併合(借換)することも交渉するとよい。
※毎月の返済額が多額になるので、後日運転資金に不足が生じるおそれがあるので。
規範の遵守について
@ 節税は徹底するが税金はごまかさない。ガラス張り経営をおすすめ。
A 労働基準法等には、努めて従う。従業員に会社の規範を守らせる為にも。
B 外部に分からないこと(会社にとって不都合なこと)はしないこと。発見したら即改善
 ※内部告発あり これによって中小企業はまず倒産・・・大企業も同じ
C 規範を守らない会社にしていくと、2代目も悪い体質を引継ぐことになる。
世代交代について
@ できるだけ良い体質の会社にして2代目に引継ぐ。
A 交代の時期は、社長が目の黒いうち(元気のうち)に行う。
B 社長の仕事や権限を100項目くらいに細分化して、最低3年くらい掛けて行う
 ※多くの社長は、短期間に任せる。任せているのではなく押しつけているのである。
C 細分化するとお互いに教えやすく、また、覚えやすい。
D 出来るようになったら、その仕事は任せる。
E 仕事や権限を任せたら、多少の失敗があっても口出しは禁物。
 ※多くの先代は口をだしてしまう。
F 2代目は失敗を経験しながら成長していく。
G 借金が多額で企業の再生が困難な場合は、子供への事業の引継ぎはおすすめしない。
 ※再生が困難な場合は、自分の代で会社を潰して、家族に負債を残さない方が賢明。
その他
@ 他人の保証人には絶対にならない。
 ※銀行が他の保証人を求めてくる場合は、当事者の支払能力が完全に失われているから当事者以外の者に弁済の義務を求めてくるのであって、ここまできた人は再建不能の状態の人だと考える方がよい。
A 住宅や事業用建物の火災保険は、掛け捨ての保険がおすすめ。
B 生命保険は、契約時の年齢による。
 ・35歳以下なら5年ものの定期保険(掛け捨て保険)がベター
 ※45歳頃長期平準型に切り替える
 ・35歳以上なら長期平準型の保険をおすすめ

上記の情報は、御自分の責任でご利用下さい。
この情報で生じた、いかなる損害についても責任を負いかねません。

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